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これからの住まいの未来を変える「不動産テック」とは?

インターネットをはじめとした様々なテクノロジーの進化は、私達の身の回りに大きな変化をもたらしました。普段の生活もそうですが、仕事の在り方、その方法なども変わってきていると思います。

そして、それは全ての業界で同じことが言え、不動産という実物を扱う業界にも不動産テックと呼ばれる言葉が生まれる程になっています。今回は、そんな不動産テックについて少しご紹介をさせて頂きたいと思います。

これからの住まいを変える「不動産テック」とは?

不動産テックとは、不動産」と「テクノロジーを掛け合わせた造語です。

不動産というのは英語で言えば「リアルエステート」。資産のうちでも「実物資産」と呼ばれるように、あくまでも目に見え、触ることのできるものであり、それを取り巻く業界もコンピューターによる仮想空間等とは馴染みにくいものでしたが、そんな不動産業界での新たな取り組みが不動産テックと呼ばれるものです。

不動産テックという取り組みの背景は?

このような取り組みが生まれた背景として、不動産を取り巻く業界自体が比較的、旧態依然とした部分が残っていたということがあります。経験に裏打ちされた仕事の仕方や、ある意味マンパワーに頼っていたという風に思っていただければいいかと思います。

具体的には、例えば物件の価格を決める際にも路線価等のデータが用いられることもありますが、どこか勘や感覚的なものが最終的な決め手になってた部分もあった様に思います。また、リフォームやリノベーションに関しても、参考にされるのはモデルルームや実際の施工例といった現実の世界だけであったり、業者の選定に関しても、横の繋がりや人脈のようなものに基づいて紹介してもらうといった事が多かったと思います。

そのような仕事の仕方を変えるために、積極的に色々なテクノロジーを導入していこうという取り組みの一つが、不動産テックなのです。

不動産テックで利用されるテクノロジー、その活用例にはどんなものが?

では、具体的に不動産を取り巻く業界が取り入れようとしているテクノロジーとは、どのようなものがあるのでしょうか。

いくつかピックアップしご紹介させて頂きます 💡

AI 

物件に関するあらゆる情報(取引の事例や地域相場など)を蓄積することによって、今まで経験や感覚的なものをもとにより判断されていたものから、価格をより合理的に算出したりすることに用いられています。

IoT (Internet of Things)

身の回りのあらゆるものをインターネットに接続することによって、利便性の向上を図っています。スマートホームと呼ばれる家電等をスマートフォンやタブレット端末を使用して外部から操作できる仕組み、スマートロックと呼ばれる、直接的に従来の鍵を介さないでも扉の開け閉めができるシステムなどは、物件の内覧等にも利用が可能です。

VR (Virtual Reality)

ゲーム等でも用いられる仮想現実と呼ばれるVRの技術を用いることで、現地に行くことなく、現地の内覧が可能となります。特にコロナ禍では、内覧会等の開催が難しかったりもしましたが、この技術を使用する事で、わざわざ現地に行かなくても、実際に現地に見に行ったかの様なイメージを持つことが可能となります。

ブロックチェーン 

ビットコインに代表されるような仮想通貨等を通じて認知度が高まってきたブロックチェーンという技術は、簡単に言えばインターネット上で複数のコンピューターが記録を確認、監視しあうというものですが、不動産業界でも導入が期待されているものの1つです。こちらは例えば、不動産取引や登記情報といった分野での応用が進むと事に期待をされています。

クラウドファンディング

ネットを通じて出資者を募るクラウドファンディングの取り組みは今や一般化しましたが、不動産事業に関する資金調達でも利用され始めています。今までは、金融機関等から融資を受けるのが当たり前でしたが、不動産業界においてもこの様な新しい流れが見え始めています。

という事で、今回は不動産テックというものについてご紹介させて頂きました。確かにこのような取り組みが進めば、効率が上がることはもちろんですが、業界の透明化にも繋がっていきます。

それはユーザーのためでもありますが、業界にとってもプラスなことだと思いますので、是非とも今後、不動産業界において様々なテクノロジーを駆使したサービスが生まれてくる事を期待したいと思います。

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