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これからの住まいをもっと便利に楽しくする!「不動産テック」サービス

不動産業界はIT化が20年は遅れている、と言われるように比較的旧態依然とした部分が残っていた不動産業界ですが、IT化の波は避けては通れません。

不動産業界におけるITの活用のことを不動産テックといったりしますが、その取り組みは急速に進んでいます。今回は、そんな不動産テックについて、具合的な事例等を紹介していきたいと思います。

「不動産テック」とは?

まず、最初に不動産テックについて簡単におさらいしておきます。不動産テックとは不動産の世界におけるインターネットやAIといったITテクノロジーの活用のことを指す言葉です。導入が期待される分野としては次のようなものが挙げられています。

AIによるデーター分析

IoTの導入

VR技術の活用

クラウドファングによる資金調達

そして、ブロックチェーン技術の持つ可能性についても研究されています。

不動産テックの導入事例

それでは、現在進んでいる不動産テックの導入事例について、分かりやすいものをご紹介させて頂きます。

OYO


OYOはインド発の企業で、不動産、ホテル事業などを行っている会社ですが、日本でも近年サービスが開始されています。

<OYO LIFE>

OYO LIFEは「好きなときに、好きな街へ スマホでお部屋を借りて、セルフチェックイン」というキャッチコピーに代表されるような賃貸住宅サービスを展開しています。

具体的なスキームは、OYOが賃貸物件を借り受け入居者を募集するというものになりますが、募集から入居までの手続きが優れものとなっています。通常は現地の不動産屋さんへ行って、物件を選んで内見、契約といった流れになりますが、OYO LIFEでは部屋の予約から決済、契約まで全てスマホで最短30分で出来るようになっているようです。

その後、鍵情報が送られてくるのですが、退去に関する手続きもメール等を通じて行っていくようになっています。また、同じような取り組みとしてホテル事業のOYO HOTEL、社宅等での利用を想定したOYO LIFE Bizといったサービスも提供しています。

ナーブ


ビジネスVR業界№1のナーブでは、登録したパノラマ写真やVRを使って商談が出来るようなサービスを不動産、住宅建築業界向けに提供しています。例えばハウスメーカー、工務店向けとして次のようなサービスが紹介されています。

<VRホームステージング>

CGによるバーチャルコーディネートで部屋のイメージを具体化できるようなサービスです。現存する家具などを消すこともできるようですから、完成形がわかりやすくなっています。

<パノラマオンライン商談ツール>

360度のパノラマ画像を見ながらWeb上でビデオ通話により案内ができるシステムです。コロナ禍でなくても、家にいながら展示場に行くのと同じ体験が出来れば便利なことは間違いないですから、今後の普及が期待されますね。

不動産テックEXPOについて


先程ご紹介した通り、不動産テックの導入は様々な分野で進んでいます。その1つの象徴的なイベントが「不動産テックEXPO」です。

2021年9月と12月に大阪と東京で行われる展示会なのですが、マンションや賃貸ビルにおける、IT、IoT、AIなどの活用に関する技術を持つ様々な企業が出展し、商談を行おうというものです。

全国の不動産管理会社・オーナーが抱える「建物管理の課題」「人手不足」「空き部屋、老朽化」をテクノロジーで解決するためのあらゆる企業が出展する展示会となっています。

具体的には、次のような業務における製品、サービスが出展されます。

・スマートロックや入退室管理等の不動産IoT

・賃貸マンション等の建物管理業務に対する支援

・データーベースの活用による仲介業務支援

・電子契約やコンサルティング等の販売支援

・物件の内見やリフォーム、イノベーションを支援するためのVR・AR

・不動産物件仲介におけるマッチングサービスの導入

この取り組みは、マンションや賃貸業務を主な対象としていますが、他の分野にも同様の取り組みは広がっていると言えます。

今はまだ、自分達の生活とは縁遠いと感じておられる方もいらっしゃると思いますが、インターネットをはじめ、他の技術革新と同じく直ぐに私たちの生活の当たり前になっていくものだと思います。

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