ペット可物件ならぬ、「ペット付き物件」!?

賃貸でのお部屋探しをする上で難しい条件の一つとしてよく挙げられるのが、ペットの飼育ができる、「ペット可の物件」を見つけることです。

オーナー様の立場としては、柱や床に傷がついたり、匂いが染み付いたりすることを嫌がって、ペットはNGという物件が多いですよね。

ある日、来店された若い男性のお客様をご案内していたのですが、この方は特段ペットを飼っているというわけではなく、通常の物件を探していました。条件的にぴったりの物件を見つけたのですが、オーナーに確認をしたところ、この物件には要注意事項があるとのことでした。

どうやら近くに野良猫の溜まり場があるらしく、バルコニーや共用部分に頻繁に猫たちがわんさか入ってくるとのことで、動物アレルギーや猫が苦手な人は注意して欲しいというのです。

しかし、それを聞いた男性はまさかの大喜び!(笑)

実は毎週休みの日には猫カフェに通っているくらいの猫好きだったそうで、猫が見られるなんて最高の環境だと、さっそく現地に内見に行く事になりました。

到着してみるとオーナー様の言った通り、ちらほらと猫の姿を見かけます。人に慣れているようで、こちらにトコトコと近づいてくると、私達の足元にコロンと寝転がって甘えてきました。

お客様:「この物件にします!」(/・ω・)/

まだお部屋の中は見ていなかったのですが、男性の決意は固かったようで、その場で即決し物件にお申し込みになられました。😅

ただし、猫が多くて困っている方がいるのも事実ですので、餌付けなどはしないようにと固く注意をさせて頂いた上での契約となりました。

お客様:「もちろんです。猫の姿を見ていられるだけで幸せなので、余計なことはしません!」

ペット可物件ならぬ、ペット付き物件とでも言えば良いのでしょうか。

この様な理由でお申し込みになったのは珍しいケースと言えますが、お客様が何より喜んで頂けたようなので良かったです。もしかしたら「ペット付き物件」にも、需要があるのかもしれませんね。💡

管理物件で「ペット付き物件」、オーナー様に提案してみようかななんて思ってしまった私でした。

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