絶対に値引きをしないオーナー VS 値引きをさせたいお客様

賃貸物件のお申し込みに当たっては、賃料交渉が入ることがあります。

家賃が想定をオーバーしていて、少しでも下げたいという時に「この金額まで下げてくれれば契約をします!」という形でオーナー様に交渉をすることになります。

オーナー様の立場では賃料交渉をされることは嬉しいことではないのですが、下げれば契約をしてくれるのであればと、前向きに検討してくれる方も少なくはありません。

さて、今回のオーナー様は「絶対に値下げはしない、それなら決まらないままでいいというお考えでしたが、部屋を内見したお客様は関西ご出身の方で「値引き交渉は当たり前、どんな手を使っても粘って値下げをしてもらうというお考えの方でした。

まさに最強の矛と盾、この戦いの行方はどうなるのでしょうか!?

賃料は100,000円で、最初は5,000円引きの交渉をしましたがさすがにすんなりと通るわけがありません。5,000円どころか1,000円足りとも引くつもりはないと、オーナーさんの立場も強硬です。

これで諦めるかと思いきや、さすが値引き交渉に命を賭けているというお客様、今度は数百円の単位で値引きを交渉し、挙句は「1円でもいいから下げてくれれば決める!」と言い放ったのです。(笑)

これを聞いたオーナー様はさすがに驚いた様子でした。賃料の交渉は1000円単位が通常で、1円の値引きなど聞いたことがありません。

オーナー様:「本当に1円の値引きで申し込むの?」

「ご本人はそう約束すると言っています。金額より値引きをしてもらうことが重要なようですので……」

根負けしたオーナーさんは、1円だとあんまりだからと200円引きの99,800円で賃料交渉を認められました。

これを聞いたお客様は大喜びのドヤ顔で、「わいの勝ちやな。1円どころか200倍の200円になったで!」と得意そうにしていました。

値引きをしないオーナー様と値引きをさせたいお客様、軍配はお客様に上がった……のでしょうか??😂

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