
不動産賃貸業の本質とは?🤔
こんにちは、ハウス松本です。
今回は『不動産賃貸業』とはどのようなものか?ということについて、少し掘り下げて考えてみたいと思います。
年金等将来に対する不安や相続・税金対策等様々な角度からスポットライトが当てられる不動産賃貸業ですが、案外見過ごされがちなことがあるのです。
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不動産賃貸業者の呼び名について

まず最初に、不動産賃貸業を営む場合どのような呼ばれ方をするでしょうか。会社で経営する場合は社長や代表と呼ばれることが多いかもしれませんが、それが個人の場合は、色々な呼ばれ方をされます。
建物を貸す場合は「大家」や「家主」、それに土地の場合は「地主」と呼ばれたりします。そして近年では「オーナー」という表現も定着してきたような気がします。どうでしょうか、どれも少し上品な感じがあり「一般庶民の憧れ」といった存在感が出てきますよね。💡
改めて不動産賃貸業とは?

では改めて、不動産賃貸業について見ていきます。もちろん、土地や建物を誰かに借りてもらって「賃料」という名の収入を得ていきます。ここまでは普通のモノやサービスの販売業と同じかもしれませんが、不動産賃貸業の場合は建物や土地を返してもらってはじめて、その取引が終了することになります。
その当たりが普通の販売業との違いです。対価の受け渡しをもって、終わりというわけではないのです。ちゃんと賃料を貰えて、そしてきっちりと返却されないと、その取引は成功とは言えないのです。
しかも、貸し借りの対象はただの消費財ではなく「不動産」という、かけがえのないものです。
不動産賃貸業は○○業と本質は同じ!

どうでしょうか、こうやって見てみると不動産賃貸業はある仕事に似ていませんか?
そうです、お金を貸す「金融業」です。大切なものを貸して収益を得て、全て返してもらって完結する、という部分において、この2つは共通するものがあります。しかも不動産にしてもお金にしても、とても価値のある大切なものあると同時に借主がいい人ばかりとは限りません。
「物件」が「元金」、「賃料」が「利息」に代わっただけで、その他は基本的には変わりません。それが「大家」「家主」や「地主」、あるいは「オーナー」と呼ばれるだけで、全く違ったものに感じてしまいます。
今は直接経営に携わらないでいい一括借り上げといったシステムもあり、本質が薄められている部分はありますが、経営に携わる以上はこのような本質的な部分を忘れてはいけないような気がします。
副業感覚で、堅実かつ手軽にできるものという捉え方もいいかと思いますが、たまには、少しこんな感じで見てみることも必要なのではないかと思います。不動産は自分で手に入れたにしろ、相続等で受け継いだものにしろ、資産価値として大きく、大切なモノであることには変わりありません。