不動産投資 オーナーチェンジ メリット デメリット

不動産投資初心者におすすめ!?『オーナーチェンジ物件』にみるメリットとデメリット

手堅い投資というイメージから人気の不動産投資ですが、不動産に関しての初心者がいきなり手を出すにはいくつものハードルがあります。特に新たに物件を自分で新築するとなると、色々と解決しなければならない事も増えてきます。

そんな中、オーナーチェンジ物件とよばれるものが人気となっています。今回はそんなオーナーチェンジ物件について、そのメリットとデメリット等も併せて見ていきたいと思います。

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不動産投資の前に立ちはだかるハードルとは?

新たな収入源の確保のために不動産投資、特にマンションやハイツといったレジデンス系の物件への投資を検討される方が後を絶ちませんが、不動産投資は確かに比較的リスクも少なく、投資対象として身近なものに違いありませんが、実際にはいくつものハードルを越えていく必要があります。物件を新築する場合には大まかにも次のような問題を解決する必要があります。

 用地の確保、プラニング

 設計、工事業者の選定

 資金(融資)確保

 ・募集、管理についての検討

 入居者の募集

いかがでしょうか?これらを全てクリアしていくことは不動産投資初心者にとっては中々大変だと思いませんか。

「オーナーチェンジ物件」とは?

不動産投資、新たに建物を新築する場合においての解決しなければいけない問題について見てきましたが、既存の物件を購入する、いわゆるオーナーチェンジ物件の場合は少し事情が違ってきます。ここで言うオーナーチェンジ物件とは、もう既に入居者もいる中古のマンションやハイツ等のことを言います。持ち主、オーナーが変わるだけですから「オーナーチェンジ物件」と呼ばるのです。

また、オーナーチェンジ物件の主な特徴は次のようなものとなっています。

 ・既に工事が終わっている。

 ・既に入居者がいる。

つまり、先ほど紹介したハードルのいくつかがなくなりますから、不動産投資初心者の投資対象としては適していると言っていいでしょう。

オーナーチェンジ物件のメリット&デメリット、リスクは?

では次に、具体的にオーナーチェンジ物件の具体的なメリット等について見ていきます。

 <メリット

 ・用地の選定、確保や工事等、投資初心者にとっては馴染みのない項目が既に終わっている。

 ・既に入居者がいるため、物件購入後にすぐに収入を得ることができる。

 ・収支予想を立てやすい。

 <デメリット&リスク

 ・中古物件であるため、物件に瑕疵がある可能性も否定できない。 

 ・修繕歴やその内容が明確でないこともあり、購入後すぐに大規模な修繕等が必要となることもある。

 ・どのような入居者がいるのか把握しきれない場合がある。

 ・原則として入居者との契約内容を全て引き継がなければいけない。

 ・現状の収支報告などが正確でなかったりする

オーナーチェンジ物件を購入する際のポイント 💡

それでは最後に、オーナーチェンジ物件を購入する際のいくつかポイントをいくつか挙げていきたいと思います。

 収支報告など物件説明書を全て鵜呑みにしない。あらゆる可能性を疑ってかかる事。

 数字だけでなく、実際に何度も物件に足を運んで自分の目で管理状況や入居者の様子等を含めて確認する。場合によっては、近隣の人や入居者に様子を聞いてみる。

 今のオーナーが物件を売却する理由を聞いてみたり、持ち主が頻繁に変わっていないか等、自身でも調査する。

 金利の上昇、市場の変化や物件の経年変化による収益の変化等も考慮しておく。

 投資に関しての信頼できる相談相手を確保する。

今回は不動産投資のうちでも初心者でも比較的手を始めやすいと言われるオーナーチェンジ物件について見てきました。確かに色々なメリット、デメリット等はありますが、それでも将来に向けて魅力的な投資であることに違いはありません。

ただ、不動産投資は巨額の資金が必要になり長期の返済が必要となってきますから後戻りしにくいという側面もあります。できるだけ多くの物件に触れ、確認をし、自分にあった物件を選んでくださいね 💡

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