決して見せてはいけない!?少し恥ずかしい「残置物」
※残置物とは、以前の入居者が貸主の承諾の元で残していった設備等の事を言います。
ある日、若い女性をワンルームの物件に案内していた時の事でした。
非常に人気の物件だった為、室内のクリーニングがまだ済んでいない状態での内見でしたが、それでも部屋の質は高かったので、お客様も大変喜んでおられました。
そんな中、ふと収納を覗くと、隅に何やら冊子が落ちています。何かの取扱説明書かと思って手に取ると、それはいわゆる「いかがわしい雑誌」だったのです。😂
こんなものをお客様に見せるわけにはいきませんので、こっそりカバンにしまい、すぐに物件の管理会社に電話を入れました。
管理会社:「あっはっは、以前の入居者さんが忘れていったのでしょうなあ。申し訳ないのですが、そちらで処分をしていただけますか」
いや、あっはっは、じゃありませんよ。こちらはもう冷や汗ものです。😓
その日は、その後もいくつかの物件の案内していたのですが、カバンの中には入っている「いかがわしい雑誌」が気になって集中できません。
「もし今、カバンをひっくり返してしまったらどうしよう…」
「捨てるといっても、こんなのどこに捨てればいいんだ?」
会社に戻り、笑い話にしたあとで、男性スタッフに捨ててもらうことになりました。お客様に決して見せてはいけない、とんだ残置物のお話でした。