2024/3/2日 江戸時代の古文書が読めるようになる!? 『おばけ絵で時代がなを読もう講座』が八王子市市民活動センターで開催!

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『時代がな』とは?🤔

平安時代から1899年まで使用された、一般的に「変体仮名(がな)」と呼ばれる平仮名の異体字のことです。
1900年に帝国教育会国語改良部が一つの音韻に対しては一つの字のみが教えられることと議決するまでは、
平仮名には複数の字体がありました。

本イベントを主催する『時代がなひろめ隊(代表:野原優子さん)』は、学ぶ人の少ない歴史的な別字体を新たに『時代がな』と名付けなおし、その識字率を上げるべく任意団体を立ち上げられたそうです。

画像は時代がなひろめ隊HPより引用

 

90分で時代がなを読めるようになる!?

時代がなひろめ隊のサイトによると、時代がなを読み解く上で重要な基本の7文字があるそうです。
出現度の高い文字を覚えることで、読みにくい文字があったとしても文脈が予測できたりしますよね。

3月2日のイベントは90分、どうみてもミミズののたくりにしか見えない文字が、本当に読めるようになってくるのでしょうか!?

もちろん、すべての時代がなを覚えることはできませんが(笑)、ユニークでかわいい「おばけ絵」の文字を読み解くことで、江戸時代の文化を楽しみ、時代がなを読めるようになりたいと思うかもしれません。

時代がなひろめ隊」野原優子(のはらゆうこ)さんの思い

北斎などの江戸挿絵を見て、「絵の中に書いてある言葉が読めたら楽しいだろうな」と通信教育講座で勉強したものの、テキストの内容があまりにも難しく、内容も退屈なもので挫折。

その後、熊本市内のサークルで古文書を学びあい、「既存の枠にとらわれない楽しい学びの機会を作ろう」と考えられました。
より楽しく取り組みやすい、かな文字中心の版本をメインテキストとして、識字率0.1%といわれる時代がなを広めるべく活動をされています。

時代がな、歴史のロマンに楽しく触れてみたいと思った方は、是非こちらのイベントに参加されてみてはいかがでしょうか。

※定員は20名の先着順となっておりますので、お気をつけください。

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